第4回 おうちで食育コンテスト キッズ食育コンテスト
2022.4.6 @オンライン
2021年4月28日(木)
第4回キッズ食育コンテストを開催いたしました。
今年度も、コロナウィルスの影響を踏まえ、
おうちで食育コンテストの主旨になりました。
2021年冬からはじまった募集は、
株式会社JTBさんの広報協力によりスタートしました。
参加者みなさんには、昨年同様、
エントリーシートと、
ビデオでの応募になりました。
参加対象は、子ども向けにおうちで食育を実施しているすべての方です。
参加組数:約40組
参加者(大人・子ども)総数:100名超え
本協会会員以外のみなさまからの応募も前年より多く、
また少しキッズ食育の輪が広がったように感じます。
応募者のみなさまより、
普段の食育活動の様子を、
ビデオ応募で審査させて頂きました。
今回の審査のポイントは、
調理技術を競うコンテストではないので、
審査の項目は保育観点に乗っ取り、
1、楽しく取り組むことができているか(笑顔があるか)
2、大人から子どもへ、興味がわく・やる気がアップする声かけができているか
3、一人一人の個性に応じた対応ができているか
4、褒めているか
5、食や身体について子どもたちが理解できる言葉で説明できているか
6、オリジナリティがあるか
7、子ども自身が調理をよく理解しており、積極的に取り組んでいるか
となります。
の7項目が審査対象となりました。
エントリーシートでも、
・子ども達の学びと、
・大人の学び
・今後やってみたい食育活動
というところを確認させていただき、
ノミネート応募を選出いたしました。
エントリーシートでは、
お子さんたちへの思いが伝わる内容ばかりで、
とても嬉しい気持ちになりました。
「今後やってみたい食育活動」というところにも着目し、
今の取り組みにとどまらず、これからやってみたいこと、
「家庭」という域を超えて、チャレンジしてみたいこと、
規模を大きくして、たくさんの子ども・大人たちに子どもの食育が広まるような活動の方をノミネートいたしました。
そして、ビデオでは、
おうちで真似してみたいな!楽しそう、やってみたいな!
と、感じた動画を優秀賞として、
発表させていただきます。
<結果発表>
*お名前と動画の公開には許可をいただいています。
大賞
<大賞・幼児部門>
宮由美子さん、琉葵さん(4歳) (山口県)
とっても自然に食育が伝わっています。
幼児さんであれだけ、お野菜が好きということは
普段の食事に、たくさん野菜や
バランスの取れたタンパク質が入っていのだろうと
想像出来ました。
お母さんの声がけもとても優しく、
お子さんに響いていると感じます。
審査員:中根祐子
食育だからと、肩肘張らずに、
実践できているところがとてもよく、
どこのご家庭でも取り入れやすい内容でした。
エントリーシートでは、
自分のお子さんへだけでなく、ほかの子にも広げていきたい点にも
言及されていて、子ども全体への愛情を感じました
審査員: 榊原理加(日本キッズ食育協会代表理事)
<大賞・小学生部門>
井上理恵子さん、 椋太くん(8歳)、湧心くん(7歳) (山口県)
一つの食材からどんな料理ができるかを考える力、今まで食と向き合ってきたからこそできることであり、
日常の中でも食の大切さを感じていることがよくわかります
考えるのが大変など、作ってくれる人への感謝の気持ちを養う会話がされていました。
自分で考えたものを加熱調理まで行うのは、ハイレベルと言っていいほどですが、普段からの積み重ねが動画でも垣間見れました。
調理技術を問うものではないですが、いつもお母さんが作ってくれる料理!など、食を通した家族間のコミュニケーションが素敵でした。これからも、自分の体のため、笑顔でいるため「食育」を楽しんでください。
審査員:爲我井あゆみ
(日本キッズ食育協会・青空キッチン チーフトレーナー)
シンプルなお味噌汁づくりのなかにも、旬や味噌のことなど普段から食材の話題を会話しているのかなという場面もうかがえ、一つひとつの作業も丁寧にお子さんのペースで進んでいっているのが好印象でした。
またお子さんのちょっと先生っぽい口調の進行解説や「私こんなことも知っているよ!」という自信に満ちた発言も
かわいくて素敵でした。
審査員:藤原真希
アイデア賞
食育というと、一緒に「作る」ことが最初に上がりがちですが、作らなくてもできる食育活動を実践してくださいました。
また、家族みんなで楽しむ姿が印象的で、楽しく取り組めている素晴らしいアイディアです。
幼児期のルールがある学び(遊び)の中で、お兄ちゃんが先にルールを伝えたり、食の学びとともに、育むべき素敵な姿が見られました。お父さんお母さんの優しさが、お兄ちゃんに、そして弟君にも伝わっていると感じます。
また、ピーマンの問題でパプリカと迷ったエピソードがありましたが、普段から色々な食材に触れ、また、その場では、想像力を働かせていることがとても素敵です。
審査員:爲我井
スマイル賞
祖父へのプレゼントというシュチュエーションで、
味噌玉を作っている過程の表情が
始終楽しそうだったのが印象的でした。
味噌玉を作る進行を促しながらも、
食材や味噌の話題に触れているのも良かったです。
「これからやりたい食育活動」には
オリジナリティがあり、個性が出ていました
審査員:藤原、榊原
石動敬子さん、晴子ちゃん(9)、結子ちゃん(4) (大分県)
今回、講師目線でのコンテストではないですが、
お子さんへの配慮と、講師ご自身も子ども目線で楽しむようすが、
とてもよかったので、特別賞を作りました。
金村悦子さん、優吾くん(6)、風花ちゃん(4) (滋賀県)
ミッションをクリアしていくゲーム性のある進行がとても楽しそうでした。
取り組みは、大勢の子どもたちに向けたイベントにも向いているので、ぜひ、活動を広げてほしいと思います
そのほか、コンテストの総評(レポート)はこちらからご確認できます。
おうちで食育をされる際に、参考にしてみてください。
<審査員ご紹介>
・キッズ食育大賞殿堂入りを果たしている、中根裕子さん
・昨年お家で食育大賞受賞 藤原真希さん
・日本キッズ食育協会 チーフトレーナー 爲我井あゆみ
・日本キッズ食育代表理事 榊原理加
ありがとうございました!
コンテスト応募のみなさまからの写真集
2021年 協賛企業様
ロート製薬株式会社
株式会社明治乳業
サンクロレラ販売株式会社
有限会社ソォーイ
安永醸造有限会社
私市醸造株式会社
三笠産業株式会社